ハイヤーセルフや宇宙がなぜ重要なのか④
前回のおさらい。
前回話した 内容のおさらい。
宇宙にハイヤーセルフが居てくれてて、
そいつは実は3次元の地球にいる私自身と
密に繋がっている。
目の前の現実は私の頭で考えたことを、
ハイヤーセルフが粘土細工作るみたいに
こねくりまわして創造してるだけなんだ、
という、この感覚。
これは、自分自身が創造主である、
という感覚です。
何が起きても怒り狂わない。
相手を責めない。自分も責めない。
何にも捉われず、でも、全部を手に入れ、
豊かで幸福になり続ける。
でも。どうやったら、
そんな壮大なことを、理解できるのか。
いままで、普通に生きてたら、
なかなかこの境地にはたどり着かないだろうと思います。
今日は、なんとか、この境地にたどり着けるよう説明してみたいと思います。
ご縁のある方は今日も宜しく。
では、はじめます。
宇宙の法則と言っていますが、
ひらたくいえば、これは自然の法則なんです。
私たちの体も、
環境も、
物質すべて、
自然の法則で成り立っています。
非常に理性的で、数学的な世界で出来ています。
このふにゃふにゃの体も、
空の固ーい月も、
原子から構成される物質によって出来ています。
月が規則正しく動くように、
女性の体は毎月月経があり、
月の周期で子供が産まれます。
自然の中で、勝手に生命は拡大成長して、
宇宙もまた、拡大、成長を、続けています。
人間だけが別物ではなくて、
人間もまた、自然の一部である、と考えるのが
妥当だとわたしは思っています。
だからもしも、不自然な行動をすれば、
人間は拡大成長から離れて、
不幸につながるとさえ思います。
私の考える、不自然な動きとは、
例えば、
本当はあの人のこと嫌いなのに
好きなフリをしたり、
これを食べたく無いのに、食べてみたり、
体は出来ないと言ってるのに、
無理してやってみたり、とかいうことです。
嫌なことがあれば、
素直に嫌だなぁ、と思っていいんです。
嫌いなものは嫌いと感じていいんです。
宇宙や自然の動きと同じように、
自分自身を信頼して、
自然にのびのびと
動かしてあげれば、
宇宙と同じように
拡大・成長しか訪れないじゃないかな、
と思っています。
ローマ皇帝、アウレリウスも思ってた。
ここで、小話をひとつ。
今から2000年前、
当時世界を牛耳っていた
巨大な帝国、ローマ帝国がありました。
もっとも繁栄した、と言われる
五賢帝の時代。
その中でも、マルクス・アウレリウス帝は
人間も宇宙も、自然も同じだと
既に知っていました。
彼は宇宙を構成するものは、
我々の体を構成するものと同じだと
彼自身が書いた「自省録」という本に綴っています。
それだけでなく、
頭の中の思考ですら、
宇宙そのものと同じだと考えていました。
彼は宇宙そのものを
一つの秩序をもったロゴスと呼び、
人間一人ひとりの頭に、そのロゴスの一部が
分け与えられているとも考えました。
産まれる前の魂としての我々は、
みんな同じところにいて、
それが宇宙のロゴスあったと。
しかし、
人間として産まれる時に、
その一部をそれぞれ持って
不完全なロゴスとして地球に来たと考えました。
だからこそ、
一見、悪者に見える他人ですら、
実は分け合った宇宙の一部をもつ、
いわば自分の分身。
自分に欠けているものを他人が持ち、
他人に足りないものを
自分は持っているだけなんだ。
お互いに協力し合い、
助けて合うのが自然な関係で、
宇宙の秩序であるロゴスに従うことなんだ、
そうすれば、幸せになれる、と彼は思いました。
だから
どんな裏切り者だとしても、
相手は自分と同類と捉えて、裁きませんでした。
まぁ、結果的に
裏切り者は部下に殺されてしまうのですが。
このようなことを、
皇帝マルクス・アウレリウスは
自身の書いた「自省録」という書で
書いていたんです。
彼によれば、
宇宙は協力、調和が自然であり、
その自然に従えば幸せになれるそうです。
小話おわり。
目の前の現実から、自分を解き放つ。
つまり、
宇宙という大きな視点の存在として、
自分自身を認識しないと、
いつまでたっても、
目の前の3次元的な事象にとらわれ、
怒りや憎しみから感情を自由にできなくなるぞ、
ということなんです。
嫌なことが起こることは無くなりません。
しかし、その上で、
自分を幸せにすることは、必ずできます。
その上で、
宇宙からきた、大きな存在の一部が自分で、
他人と自分に大きな差は無い、という認識は、
非常に大きな役割を果たします。
例えば、
自分が宇宙と同じなら
自己否定のしようがありません。
そこに無価値観は無い。
もし、自分に無価値観を抱くなら、
それはこの宇宙、自然そのものを
無価値として否定することです。
また、
相手も自分と同じ宇宙存在
なのだとしたら、
自分も、相手も同胞の仲間で、
そこに上下の優劣は無いし、
許し合える存在なのだとわかるはずです。
この感覚が無いのに、
思考は現実化する、を実行しようとしても
なかなかうまくいきません。
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