最近のマイ浄化動画は羽生結弦くん(^^)
羽生くんの浄化力、すごい。
私はいままで、全くオリンピックとか、アイススケートとか、興味なくて、一切見てこなかったんですが、オペラは好きでよく観てました。
そこからトゥーランドットの「誰も眠ってはならぬ」から、荒川静香さんの演技を見て感動し、フィギュアスケートの美しさを知り、
そこから羽生くんに至りました。
彼は、何度も何度も自身を更新していき、回を重ねるごとに美しさや技術に磨きを重ね、しかもそのアイデンティティも、どんどん神レベルに洗練されていくので、見応えがあり、毎回感動するんです。
4回転サルコーでしたか?
私は詳しくないので、名前もよくわからないのですが、あの技の着地の脚のズームアップを見ると、本当に身震いするほどの、信じられないといった感じのエネルギーが見えます。
衝撃を周りに逃がし、バランスを取るためのたった一つの通り道を、彼は身体で感じ、選んで通っている、という風に見えます。
この、たった一つの通り道を、正解の道を、ピンポイントで見分ける能力が、いかにして培われたのか、私は彼の歴史を知りませんので、語ることはできませんが、
でも、自分の身体と、自分の精神と、長い間対話を繰り返し、何度も何度も勇気を振り絞って、文字通りジャンプしてきたんだなー、と感じます。
自分を信じれるか、嘘偽りなく。
物事に深くのめり込み、鍛錬し、経験を積めば積むほど、賢くなり、思い込みもあり、柔軟でなくなる面も出てきて、段階を進んだところで、結局、一生、自分への問答は止まないんです。
欲は果てしなく更新されて行きますし、次を越えればまた次が欲しくなります。
信じてきたものを疑うことなど何度もあります。でも、その都度、不安と向き合い、自分に問いかけて、選びたい道を妥協なく選ぶんです。
いまこの瞬間、本当に欲しいものを望み続けているだろうか。
羽生くんの洗練された演技を見ていると、彼がオリンピックの晴れ舞台を創造するまでに至る、「これが好き!こうなりたい!!」という魂の叫びが聞こえてくるようです。
自分なんてこれくらいで十分満足。
それももちろんいいんだけど、でも、何も制約が無いならば、本当はどうなりたいの?どうしたいの?
なんか、そんな自問自答を繰り返してる気がするんですよねー。その生き様がカッコいいし、魅了されるんでしょうね。
いいな。
畑も成った植物も全然違うし、そんな生き方長いことしたことなかったけどさ、でも、出来ることから、一つずつしていけば良いと思うんだよね。誰かのためとか、そんな崇高な目標じゃなくて良いからさ、まずは自分のために、何か一つ簡単な願いを叶えてあげれば良いと思うの。