本当は叫びたくなる恐怖もある!!
自分を本気で愛すると決めた。
誰にも媚びず、自分自身を心底愛すると決めた。
何しても良いよ!
どんなふうになりたいか、好きに決めていいよ!
それは決めるだけ。
「私ね、絵を描くのが好きなの。
あと、人の思考が頭に流れてくるから、凄く困ってたんだけど、これは自分の才能だと思って、自分を愛してあげたいの。
それで、、、
もし、何でもしてもよくて、何でも思った通りになるなら、これから選んで出会う人たちのための絵を描いて生きてみたいの。
彼らの悩みも聞いてみたいの。
私の知ってることで力になれたらいいな、って。」
自分を愛すると決めると、以前の自分が恐怖の形相で叫んでくる。
素直さを取り戻すと、とたんに逆戻りする。
あなたも、そんな経験はないだろうか?
「そんな夢みたいなこと言ってちゃだめだ!
あなたは母親なんだ!
妻なんだ!
子供のために真っ当な生き方をしなさい。
周りの大人と同じように慎ましく我慢して生きなさい。
何不自由なく生きていられるだけで幸せでしょ?絵なんかお金にならないし、占いだって、サラリーマンやバイトと違って普通の仕事じゃない。
だめだ、だめだ!
ほら、今すぐ登録販売者の資格試験の勉強スタートして、普通のルートの成功法則に戻るんだ!!
簡単だぞ!
資格とって、就職活動だ。
安定給、好きだろ?」
明日死ぬかもしれないのに、本当はやりたくないことをやり続けられるのか
死は誰にでもある。
必ず人は死ぬ。
何度も、人生で絵を描きたくて仕方ない衝動があった。
でも、
母親だし、仕事しなきゃだし、稼がなきゃだし、
ってまともに自分の欲求に向き合わなかったんだ。
でも、明日死ぬかもしれなかったら、本当はどうしたかった?
今から出来るとしたら、本当はどうしたい?
見慣れた景色に飽き飽きしてた。
苦しみを乗り越えて営業成績を上げて、幸せを獲得する。そんなパターン尽くしじゃなかったか?
勉強して成績上げて、上の学校へ行って、さらに勉強していい会社に入って。さらに仕事しまくり、いい生活を手に入れ、今度は子供たちをいい学校に入れて、そのために朝から晩まで働き続ける。
子供には勉強しないといい学校には入れないから、いい会社に入れない。お金が無くなり、結婚も子供も出来ない、と脅しをかけ、自分も親から言われたことをそのまま自分の子供に押し付ける。
純粋な子供は夢を見なくなり、現実的な稼げる道へと進もうとする。
生きていて、楽しくない。お金があっても、全然満たされない。
幸せになるために、お金が必要だと聞いて、働いて働いて、自分の時間をどんどん削り幸せの形を築いてきたはずなのに、ワクワクしない。
それはまるで虚無。
今度は人のために自分を犠牲にして幸せは苦行の成果だと勘違いして、人に尽くす。
子供に尽くして、
旦那に尽くして、
親に尽くして。
だけど満たされない。
ボランティアもした。
PTAもした。
それはそれは身を削り、一生懸命した。
町内会もした。
何も楽しくない。
いったい誰のため?
何のためにやってるのか?
娘のため?旦那のため?
私の犠牲はいつ報われるのか?
あなたもそう感じたことはないだろうか??